訪問看護ステーションにおけるオンコール

看護師が活躍する職場は、病院やクリニックなどの医療機関だけではありません。最近は、訪問看護ステーションに登録し、看護を必要とする人の自宅などに訪れて看護をする訪問看護で活躍する人も増えています。訪問看護の仕事をするなら、オンコールについても理解しておきたいところです。訪問看護ステーションでは、利用者の急変に備えて24時間いつでも訪問できる体制を整えています。そして、この緊急時に備えて待機することをオンコールと呼びます。平日の日中はオンコール当番は、事務所で待機し依頼が来たら直ちに利用者の元に訪問し対応します。

土日や祝日のオンコールはどうなるのかも気になるところですが、土日祝日は自宅待機となっている訪問看護ステーションが多くなっています。オンコール当番では、専用の携帯電話を渡されますが電池切れになっていると連絡がつかなくなるので充電はきちんとしておきましょう。さらに、サイレントモードにしている場合は着信に気づかない可能性もあるので、着信を確認できるようにしておきます。基本的に車での訪問になるので、休日でもお酒は控えておきたいところです。

オンコールは大変だと感じる人もいるかもしれませんが、オンコールを担当すると手当が支給されます。実際に訪問した場合は、訪問手当も支給されることになります。事業所によって、オンコール当番の回数も違いますので、訪問看護ステーションに転職する際は、オンコール当番が月に何回かも確認しておきましょう。